こんにちは。
最近、娘のくるみが2歳の誕生日を迎え、ママ2年生になったくみかです。
娘が大きくなるにつれて、出産のときの記憶がどんどん薄れてきているので、当時のことを忘れてしまわないうちに私が体験した出産をお伝えしたいと思います!
私は、予定帝王切開だったので、これからの出産が帝王切開になる、もしくは帝王切開になるかもしれない方の参考になればと思います。
予定帝王切開になる主な理由とは?
妊婦健診の時に、普通のお産だとリスクが高いと分かり、医師が帝王切開で分娩したほうが安全だと判断した場合に予定帝王切開になります。
リスクが高い分娩とは?
- 逆子
- 多胎妊娠
- 前置胎盤
- 児頭骨盤不適合
- 妊娠高血圧症候群
- 過去のお産が帝王切開 など
私の場合は、逆子でした
妊娠25週の時の妊婦健診で逆子になっていると言われてから、逆子体操やウォーキングをして治す努力をしましたが、結局最後まで治らず、38週目で手術を行いました。
外回転術は、胎児のいる位置が悪かったらしく、無理に回すと“胎盤早期剥離”になる可能性があるからやめた方がいいと言われたため、行いませんでした。
初産の帝王切開レポート(入院~退院まで)
入院初日(手術前日)
手術日の前日に入院しました。
持ち物
- 母子手帳
- 診察券や保険証など
- 身の回り品(歯ブラシ、歯磨き粉、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、洗顔フォーム、化粧水など)
- 院内で履く履き物
- 産褥ショーツ3枚
- 生理用ナプキン
- 授乳用ブラジャー2着
- 授乳用パット
- 授乳用ガーゼ2~3枚
- 手術用腹帯2枚
- 携帯の充電器
- 授乳クッション
- ペットボトル用ストロー(100均に売ってますよ!)
タオルや院内着は貸し出しでした。
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入院初日の流れ
病院に着いてまず、超音波検査を行いました。この時点でもし逆子が治っていたら、帝王切開の手術はキャンセルし、帰宅することになっていましたが、逆子のままだったので予定通り入院しました。
その後は、麻酔科の先生や助産師さんから手術の説明がありました。
この日の昼食、夕飯は普通に食べることができましたが、21時以降は絶食になりました。水を飲むのもダメでした。
大部屋だったので、部屋の雰囲気や手術の恐怖でこの日はほとんど眠れませんでした。
入院2日目(手術当日)
手術前
朝、胎児とママの健康チェックをし、病衣に着替えて、血栓予防のストッキングを履き、その後は手術時間まで部屋で待機。この緊張で落ち着かない時間が一番嫌でした。
手術前に、夫と私の両親、祖母が面会に来てくれたので、みんなと話をして緊張を解していました。
手術時間が近づくと点滴が始まり、車椅子で手術室へ。
手術開始
手術台に乗って横向きになり、背中に麻酔を打ちました。
この麻酔が痛いと聞いていたので、怖くてたまりませんでした。私の場合は、最初は「う!痛い!!」という感じでしたが、すぐに痛みがなくなり、想像していたよりは耐えられる痛みでした。
その後、麻酔が効いているかの確認でドライアイスを当てられても何も感じず。というか、当たっていることすら分からなくてビックリしました!
それでも私は怖いという顔をしていたみたいで、麻酔科の先生が「赤ちゃんがお腹から出たら、全身麻酔で終わるまで眠れるようにもできるから、辛かったら言ってね」と言ってくださり、少し気持ちが楽になりました。
※赤ちゃんがお腹の中にいる時に全身麻酔をすると、赤ちゃんにも麻酔の影響が出てしまうことがあるようで、もし使う場合は赤ちゃんがお腹から出てからと言っていました。
手術が始まると、お腹が“グッ、グッ”と押されている感じがするくらいで、それ以外は何も感じませんでした。
始まって10分くらいで、赤ちゃんと会うことができました!
赤ちゃんの顔を見て、泣き声を聞いた瞬間、安心と嬉しさで涙が出てしまい、近くにいた看護師さんが拭いてくれました。
その後、麻酔科の先生から「全身麻酔にしますか?」と聞かれ、頷いたところで意識がなくなり、先生の「終わりましたよ~」という声で目が覚めました!
手術時間は、トータルで1時間10分でした。
赤ちゃんは先に新生児室へ行ったようで、その時に、廊下で夫達も顔を見ることができたみたいです。
手術後
術後は、個室でした!
尿管を入れ、血栓予防のためのマッサージ器を両足につけました。
背中には、持続的に痛み止めを入れるための管が入っていました。痛いと思ったら自分でボタンを押して痛み止めを入れることができるので、看護師さんからも「痛みを我慢してもいいことなんてないから、痛いと思った瞬間、押してくださいね!」と言われました。
痛み止めが良く効き、ものすごい激痛も痛み止めを入れたらすぐに引きました!
病室で夫や両親達と過ごしていると、看護師さんが赤ちゃんを連れてきてくれて、なんとか初乳を飲ませることができました!
この日も、水を飲んだりご飯を食べたりすることはできず、ひたすら仰向けで寝ていました。動くと背中の管がズレてしまわないかと心配で、寝返りも打てませんでした。
※後で気付きましたが、動いてもズレません!
入院3日目(術後1日目)
朝、水を飲んでOKの指示が出ました。久しぶりの水分だったので、すごい勢いで飲んだ気がします!
そして、さっそく歩行練習!痛み止めを入れていても、起き上がったり、歩いたりとお腹に力が入る動作は痛かったです。痛すぎて牛歩並みのスピードでしたが、看護師さんから血栓予防のためにどんどん歩くように言われたので、ひたすら歩いては横になって…を繰り返していました。
尿管も抜かれ、トイレも自力で歩いて行かないといけないので、そのたびに起き上がるのが辛かったです。
授乳は、時間になると看護師さんが病室まで赤ちゃんを連れて来てくれました。
昼食は五分粥、夕食は軟菜食で、食べた気がしませんでした。
入院4日目(術後2日目)
朝食から病院食になりました!
背中に入っている痛み止めの管を抜き、この日から新生児室まで歩いて授乳をしに行きました。
まだ、くしゃみをするのも怖いくらいの痛みがありました。
入院5日目(術後3日目)
痛みもだいぶ治まり、シャワーも再開!4日ぶりのシャワーがすごく気持ちよかったです!
授乳の時間以外はやることがないので、義父母や友達が面会に来てくれて助かりました!
入院6日目(術後4日目)
この日から母子同室になりました!
赤ちゃんのお世話が辛いときは新生児室へ預けることが出来たので、夜は看護師さんにお願いして休ませてもらいました!
入院7日目(術後5日目)
赤ちゃんのお風呂の入れ方を教えてもらう“沐浴指導”や、赤ちゃんのお世話で困った時の対処法や栄養などについての話を聞く“育児指導”がありました。
退院前の診察や検査(尿検査や体重測定など)を行い、問題がなかったので明日の退院が決まりました!
この日の夕飯はお祝い膳で、夫と豪華なご飯を食べました‼
退院日(術後6日目)
朝、夫と実母が車で迎えに来てくれて、赤ちゃんにセレモニードレスを着せて退院しました!
まとめ
私の出産は、こんな感じでした!
手術前は、怖くて何度も「逃げたい」と思いましたが、始まってしまえば退院まであっという間に終わってしまいました。
当時は、人生最大の痛みだと思っていた術後の激痛も、2年経った今ではどんな痛みだったのか忘れてしまったくらいです!
私の経験が、これから帝王切開で出産する方のひとつの情報になれば嬉しいです!